日曜日の秘密基地 '05/7/10放送分
冒頭フリートーク

 

伊集院(以下「伊」): どうもこんにちは、伊集院光です。
香苗(以下「香」): こんにちはー、アシスタントのTBSアナウンサー、竹内香苗です。
伊: えー…竹内…アナと、
香: はいっ。
伊: 池田プロデューサーは、
香: はい。
伊: あれっしょ? ま、週末っていうか今週は、あのー台湾、台湾旅行ですよ。台湾不倫旅行ですよ。
香: (笑) いやいやいや(笑) そういうと…
伊: ホント、ヒドイですわー。
香: いやいや、相当語弊がありますから、それ(笑)
伊: はい。語弊…
香: あのー…
伊: 語弊しかないようにしゃべってますから、
香: 語弊しかないです(笑)
伊: そうですよ、それは。
香: あの、しょ(うがないでしょ?)(力を込めて)仕事で行ったんですよ! シ・ゴ・トでー。
伊: だけどさ、それさ、仕事の内容がスゴイのがさ、
香: はい。
伊: 台湾の、そのー、いいところ? を、こうー紹介してほしいから、いいところを見つけてきてみたいな仕事じゃん。
香: そう(笑)…そうです(笑)…
伊: 元々台湾なんかいいとこじゃんか!
香: そう!(笑)
伊: 全然もうなんかさ、全然いいとこじゃない、例えばだけど、あのー、戦場に行って、面白いことを見つけてくるとかなかなかできないけど、
香: うん。
伊: それだったら仕事じゃん。だって、
香: はい。
伊: 面白いもなにも命がけだもん、って思うけど、
香: そうですよね?(笑)
伊: あんな楽しいとこ行って、いいとこ見っけ…見っけないほうが難しい…
香: そうー、だっ(て?)…そうなの、いいとこがありすぎてぇ、もう迷っちゃいました、すっごい…(笑)
伊: もうすっごい…すっごい、もうふざけん…ふざけんなですわ、もうすごく。
香: (笑)
伊: ど、どうだった台湾?
香: でも、あたし台湾ってもっとこう、遠いというかー、結構日にちがないとダメなのかなと思ってたんですけど、
伊: うん。
香: 行けますね、1泊で(笑) 全然(笑)
伊: (笑) 知ってるって! だから、それは別に、何行って確認して、それ…台湾なんて、あの1泊2日、2泊3日で結構行け…ますし、
香: 全っ然行けますね。
伊: で行った、そのなんつーかその、長いのは僕は行ったことないんですけど、小サイズの旅行にも合うようなこと、ご飯がすごい美味しい、
香: ええ、ええ、ええ。
伊: 基本的にどこ入ってもご飯が美味しかったりとかー、
香: そうー。
伊: あとこうー、なんだろ、すごく先進的なこととアジア的なことが
香: うん、
伊: 同居してたりとか、
香: そうそうそう。
伊: すごい近い位置にね、まして島国だから近い位置に同居してたりとか、
香: うん。
伊: そういうの何? わざわざ行かないと発見…
香: うー…そう、やっぱり現場で見るっていうかね、そういう(笑) 大事だなって思いました(笑) でも暑かったですよ、すごい。ただひとつ雨がもうざあざあ降りでー、
伊: おー。
香: それだけが残念ですけどー、
伊: うん。
香: でも、ほんとにご飯も美味しかったし、あとマッサージとかがすごい(笑) いろいろ(笑) あ…(笑)
伊: それ仕事なのそれ!?
香: 仕事…(笑)
伊: もー、え、何曜日に行ったんだっけ?
香: 金曜日にー、
伊: うん。
香: の朝に出てー、
伊: うん。
香: で昨日の夜帰ってきたんですけどー、
伊: うん。
香: はーい。
伊: 俺…金曜でしょー?
香: あ…あ…へえ?
伊: 金曜からもう苦しかったな! 俺、金曜の仕事。
香: えー? 何でした?(笑)
伊: あーもー地獄だったわ。
香: (笑) そうですか(笑)
伊: 愛・地球博の面白いところ見つけてきて紹介するっていう仕事…
香: えっでも楽しくじゃないですか、愛・地球博…
伊: うん、まあな(笑)
香: (笑) なんかあまり、
伊: なんかよく…
香: 説得力…(笑)
伊: あ、まあ、そうなんだよねー。いや、愛・地球博は、ホントは仕事じゃなくて名古屋に仕事で行ったんだけど、
香: うん。
伊: あのー、わりと早く終わっちゃったんで、
香: うん。
伊: で、ちょっと愛・地球博…たぶんさ、夏休み入ったらもっと混んでるだろうし、
香: はい。
伊: それとあと、終わる寸前っていうとまた混むんじゃねえかと思って、
香: そうですねー。
伊: で、金曜日のー、しかも午後だったからー、
香: はい。
伊: そんなのまあ人もいないだろーと思ったら大…もんのすごいいるな、愛・地球博。
香: あっ…混んでましたかぁ?
伊: すーっごかったわ。
香: へえーーーー。
伊: 面白かったぞー、愛・地球博は。
香: あ、ホントですかぁ?(笑) なんかうちの母親もー、今日本に帰って来ててー、
伊: うん。
香: で、名古屋が実家なのでー、
伊: うん。
香: 実家から愛・地球博って車で20分ぐらいなんですよ、
伊: うん。
香: だから毎日通ってるとか言って(笑) たぶんそのうちの一人だと思いますよ(笑) 混雑…
伊: 変わってんなー…
香: どーして?(笑)
伊: 愛・地球博そんなに面白いか?
香: (笑) 母親的には毎日毎日、しかもうち今ちょっとなんかホテルみたいになってて、いろんな人がー、うちに泊まりに来てー、
伊: ほー。
香: 母と一緒に毎日毎日愛・地球博に行って(笑)
伊: 今すごいらしいよ、宿泊…施設がもう全部いっぱいだから、別に名古屋はいっぱいあるんで、
香: はい。
伊: あのー、ちょっと愛・地球博…俺もほんと気まぐれで行っちゃったから、
香: はい。
伊: 行って、で、「遅くなったから、いいや、泊まっちゃおうか」みたいのでいいかと思ったら、ダメらしい…全然ないらしい。
香: ほんとですか、じゃ、お困りの際は竹内家に(笑) 泊まってください(笑)
伊: 俺も大変だけど、横浜(F)マリノス大変だったらしいよ
香: あー、そうですか?
伊: あのー、(名古屋)グランパス(エイト)と試合やった後に、泊まる施設がないんだって。
香: あー、そーゆーところでねー…
伊: そいでー、そのグランパスと試合やった後、最終の新幹線で、もう帰らなきゃならないみたいなことを、
香: うわー…
伊: 中継の人がゆってたんだけど、昨日かな? 大雨で最終の新幹線止まってたろ!?
香: そうですねー。
伊: 竹内の家、泊まりゃよかったのにな、みんな。
香: そうー(笑)
伊: あのー…
香: うちは万博から20分ぐらいのとこなんで、
伊: なあー。
香: 全然近い…(笑)
伊: ただ結構いるよ、人数。
香: あ、そうですよね(笑)
伊: 1チームってなってくると。
香: そんなには入んないかも知れ…(笑)
伊: いや、あのね? なんだろ…愛・地球博は、つまんないわけじゃなくて、面白いんだけど、
香: うんー。
伊: 1個いっこのものが、もう、60分待ちとか、
香: 言ってました。
伊: 長いやつだと80分待ちとかになっちゃうでしょ?
香: うんー。
伊: そうすっとね、80分待つと人間、相当面白くなきゃダメだね。
香: そうですねー。
伊: で、80分待っ…たら、うーーーん、
香: うーん…
伊: 面白いもんと面白くないもんとあんね。
香: 母…
伊: だから逆に言うとね、0分待ちの、ブータン館とか面白いよ。
香: あっ、おんなじこと母が言ってました。母、企業館とかすごい混んでて、みんなそれが面白いって言うんだけど、
伊: うん。
香: 母はー、そういういろんな国のー、なんかそんなやつとかがー、並ばないし、しかも面白いって。
伊: 意外に面白いよ。あっ、ブータンの人ってほんと日本人そっくりだなーとか思ってることが面白かったりとか、
香: へえー。
伊: あとそのー、いろんな国の自慢とかが面白かったりとか、
香: へへえー(笑)
伊: あと日本人ってさ、日本語であるより英語で書いてある方が面白いっていうか格好いいと思ってるじゃないすか、
香: うんー。
伊: でいて、向こうの外国語圏の人はわりと日本でやるイベントだし、
香: うんうんうん。
伊: さらには日本語のデザイン性みたいなものを逆に認めてくれてたりするじゃないすか。
香: うんうんうん。
伊: だ(から)、スイス館とかね、入口のところにでっかくだよ、縦10m×横10mぐらいで「山」って書いてあるの。
香: あっはは(笑)
伊: そういうのとかちょっと面白いっすよ。
香: (笑)
伊: よかれと思ってやってるかどうか。
香: そ…(笑)
伊: あとお金がそんなにないってか、そこの、万博だけども、ま、お付き合いとは言わないけども、そこまで予算を割いてないような国とかは、ちょっとね、学祭のすごいやつみたいな感じになってるっていう…
香: (笑) それたぶん…
伊: ものすごいたどたどしい字で「入口はこちらです」って書いてあったりするのはちょっと楽しい…
香: (笑) 楽しいですね…(笑)
伊: で、おそらく「入口はこちらでございます」っていう紙が、こうバージョンアップしてるっていうかこう、修正液とかでずっとバージョンアップしてんのね。
香: (笑)
伊: おそらくだから、始まった頃に間違ったの書いたやつを、たぶん入ってきた日本人の人に「これちょっと違ってますよ」って言われてバージョンアップしてんだろーなと、そーゆーのが相当…
香: (笑) 楽しいですね、それ…(笑)
伊: 面白い。あんね。で、あと、トヨタ館がすっごい面白いらしいんだけども、
香: うん。
伊: もうトヨタ館はねー、90分待ちとかでちょっと入れなかったねー。
香: あー、そうですかー。
伊: おー。
香: そうみたいですねー。うん。
伊: あれだってそうだな…あのリニモってあんじゃんか。リニモ知らない?
香: あっ、はいはい、あのー(会場を?)つないで(る?)リニアモーターカー、ですか?
伊: そうそうリニアモーターカーで、そのー、えーっと会場まで行くやつあんだけど、なんか全然リニアモーターカーの利点はゼロなの。ゼロってゆーか「リニアモーターカーってこれっ!?」ていう…だって…
香: あっ、そうなんですか?
伊: 別に地下鉄とおんなじだよ。
香: えっ、浮いてる感じとかしなくてですか?(笑)
伊: ううん、ちょっと揺れるし、フツーに。
香: (笑) それ…
伊: 揺れないとか速いとかいう要素は、別になんも関係なかったね。
香: すっごい早く着くとかじゃないんですかぁ?
伊: いや俺もマッハで着くのかと思ったの。
香: そう(笑) 瞬間移動くらいの。
伊: なんかそのリニモと、そのいわゆる超伝導リニアモーターカーみたいな新幹線の代わりになるヤツはもう根本的に方式が違うらしくて、
香: うーん?
伊: なんかまあ…なんかこう俺の中ではまあ580km/h出るもんだと思ってたんだけど、そらあの短い期間(区間?)でそんな、15分くらいだから、15分くらいで580km/h出ねんだなとか思ったりとかして。
香: うーん。
伊: とにかくねえ、
香: えっ。マンモスは? マンモスは見ましたぁ?
伊: あー、マンモスはいいや別にと思って。
香: (笑) そっか。
伊: 干し肉みたいのがあんだろ?
香: (笑) たぶん…
伊: (笑) 冷凍んとこに干し肉見て(みてぇ?)
香: たぶん…(笑)
伊: マンモスもこうだから、やっぱねえ…で、僕が思った地球博の感じっていうのは、お客さんの層っていうのは、意外に…うん、竹内世代はそんないないの。
香: そーかも知れません。
伊: 20代中盤はあんまいないの。
香: うんー。
伊: で、多いのは俺より少し上と、
香: うん。
伊: 子供なの。
香: あっ、子供も多かったんですか?
伊: で、それはおそらく、えーーとーー、大阪万博に行ってすごい自慢になった人と行けなくてすごい悔しかった人と、
香: あー。
伊: で、子供には連れてってあげたいと思っている人…
香: うんうんうん。
伊: のみだと思うんだよ俺。
香: うんうんうんうん。
伊: なんかどうしていいかわからない、レポートは。
香: そうですねー。
伊: 1軒1軒が、東京の近くに例えばあってなんか、どこどこのショールームにあれはあるらしいよったら、それは絶対行く。
香: うんー。
伊: けど全部集まると、なんかねー、あのー、大変。
香: 大変ですか(笑)
伊: 大変。
香: そう、見て、見切れないって言ってましたよ、母も。うんー。
伊: あれは見切れ…あの並んでる人数と、面白さのバランスが合わないんだよね。
香: あー。
伊: 面白さは相当なもんでしょ。
香: うんー。
伊: 相当なもんなんだけど、あそこまで並ぶと…で、またね、その名古屋のテレビ局の人たちだから「1回行ってみてくださいよ」みたいに「すごい盛り上がってるんですよー」なんつってねー、結構連れてってくれたんですよ。僕が急に言ったにもかかわらず、
香: うんー。
伊: 「僕、わかりますから」って案内してくれたりとかして、結構一所懸命な、そのスタッフの人がいっぱいいて、あのー、「じゃ、これ見てる間に僕ここ並んでますから」みたなこと言うんすよ。
香: はい。
伊: でも僕はちょっとそこに関して、
香: うんー。
伊: すごい図々しいと思わないで聞いてほしいんですけど、僕がすごい嫌いなのは、「僕並んでおきますから」システムが嫌いなんですよ。
香: はい。
伊: あの「僕並んでおきますから」って言うじゃないですか。
香: うんー。
伊: 野球のチケットでも何でも、「僕並んでおきますから」の人がいるじゃないですか。
香: はい。
伊: そうすっと、そこ並んでいるところに後から入ってきた人が入るじゃないですか。
香: はい。
伊: あのー、1人並んでいるところに、
香: はい。
伊: 4人来るじゃないですか。
香: あーーー、はい。
伊: そうすっと、その後ろでずっと並んでいる人は、順番が4番ずれるじゃないですか。
香: そうですねー。
伊: それはすっごい間違ってる。
香: ふぅーん。確かに。
伊: だからー。すごい良くしてくれてるのに、「それはすごい間違ってるから、ダメ」って言ったら、そのまた、その若いADさんも、しかもボランティアとか俺が行っただけで行ってくれてるんだけれども、「じゃあ、僕が並んで寸前まで来たら、寸前まで来て伊集院さんが他のやつを見てきたら僕と代わるんなら、損はないだろう」と。
香: そんな心の痛むことを…(笑)
伊: 俺怒ってんのに、なんかわかんないけどさ、誰も悪くないことで「それはおかしい」つって怒ってのに、
香: うーん…
伊: 「だったらいいだろう」っていう話になって、そんなことまでしてくれて、
香: うーん。
伊: 2人のADさんがいてね。また小林…マネージャーの小林がついてってんだけど、
香: うんうん。
伊: で、これで、それ、そ、「すまんな」、それで「ありがとう」、まあ一応その2人の方にそれは悪いと、
香: うんうん。
伊: 話はあったんだけど、まあ、そこまで言ってくれてね、
香: うん。
伊: そのそっちも「いいんですよ、伊集院さんにちょっと見てほしいんですよ、愛・地球博を」みたいな
香: うんうん。
伊: 空気にもなってるんでね、
香: うんうんうん。
伊: 「あ、じゃ、そりゃ甘えるわ」みたいな感じで、
香: はい。
伊: まあ、甘えてたんだけども、
香: はい。
伊: もうー、それで超伝導新幹線リニア館っていうJR東海のやつ入ったのね、
香: はい。
伊: でいて、60分待ちかな? ほいでそのAD君が2人で待っててくれて、で俺はその前に他のやつ見て、えーと、東芝館かな?見て、
香: はい。
伊: ほんで、見終わってから代わって、で超伝導リニア館入って、こう新幹線を3Dメガネで見る、リニアモーターカーを見るやつがあんだよ、
香: うわー。
伊: 小林がぐーぐー寝てんだよ。
香: え゛ーーーーーっ!?
伊: お前どう…お前は…
香: えー?(笑)
伊: お前はその、その、名古屋、あの、愛知県民と、リニアに謝れっていう…
香: あとAD…並んでくれた…A…
伊: それはみんな県民代表。
香: (笑) ああ、そういうことね(笑)
伊: で、それに謝れって思うんすよねー。
香: ほーんとですよー(笑) びーっく(り)…え、眠くなる感じ…ってそれよか、小林さんが睡眠不足だったのか。
伊: そーなんだよ。
香: だなっ(笑)
伊: あいつなんか睡眠不足で。
香: だなっ(笑)
伊: いーのに別に。俺付いててくんなくて。でまたね、微妙なのがね、みんなね、こう「伊集院さんとか、ああいう人混みとか行ったらものすごい大勢サインくださいみたいになっちゃうから、
香: うん。
伊: 絶対付いて行かなきゃいけない」みたいなことを言ってくれるんだけど、
香: はい。
伊: あんまそうでもねえと。
香: (笑) そうですかぁ(笑)
伊: あーのー、別に(笑) 「伊集院だ」とは言われるよ、言われる…
香: はい。
伊: ぐらいの知名度はなくはないんですけど、だからどうっていうんじゃないから。
香: うん。
伊: 「あ、ども」ぐらいのやつだから(笑) その空振り度合いみたいのもちょっとヘコんでたんですけど。で、ま、まあ、なんかそのー、近くの人がものすごい行くのはわかんね。
香: うんうんうん。
伊: ああいう一日1〜2個ずつくらいのペースで行ったら、相当…
香: そう。通ってるって…(笑)
伊: 相当面白い。
香: (笑) でも、母曰く、あのー、その名古屋…名古屋じゃ(ないな?)…名古屋とは言えないな。あの辺の地域、長久手(ながくて)とか、あの三好町とか、ちゅうかの近くなんですけど、そこはやっぱり外国の人とかー、も少ないし、刺激が普段少ないから、その地元ではやっぱもうすごいみたい「外国の人もいる!」とか、すっごい盛り上がり具合なんですって。ただやっぱ、東京の人とか普段からそのいろんな国の人が周りにいたりとか、いろんな「何々館」とかショールームとかあるからー、そんなにインパクトは、感じないと思う…
伊: あ、それはすっごい思った。
香: って、言ってました母が。
伊: すっごい思ったやっぱり。大阪万博がすごかった時代は、やっぱりエンターテインメントとか、そういう娯楽施設がそんなに多くないときに、どっかーんとできたじゃんか。
香: うん。
伊: だから、そういう感じはした。現に、(竹内母の意見が)合ってんのは、一日平均で10万人くらい入ってるらしいよ。
香: うん。
伊: 元々の目標をあの手のことが上回りそうなんてめったにないこっちゃないすか。
香: うん。そうですねー。
伊: そういう意味では、あのー、えーと、すごく成功、してる…
香: そう、地元は盛り上がってるっていう…
伊: っていう感じはしたな。
香: うん。
伊: あとだから、もっかい行って、あのユルイのを全部見てこようと思って。
香: (笑) ユルイの…
伊: えっとね、俺が入ったチェコスロバキア館と、えー、ブータン館に入ったんだけど、まだねボスニア・ヘルツェゴビナ館とか、
香: 楽しそうですね(笑)
伊: あとなんとかスタン…スタンスタンゆってるところがあんだけど、
香: (笑) ありますね、いっぱいスタンはありますね(笑)
伊: あれの各国みたいのがあんだけど、
香: (笑)
伊: あの辺萌えそうなんだよ。だから俺ちょっと今食事を制限してるから、
香: はい(笑)
伊: 食事制限してない(時の?)方がいい。だからあのね、口の悪い人の中には、あ…あの「愛知博…愛・地球博の食べ物が美味しくない」って言う人もいるんですけど、
香: はい。
伊: 俺それはちょっと間違いだと思ったのは、あのー、全然異文化のもんだから、お…あの美味しい美味しくないじゃなくて、そらねー、あのー、いつも食ってるものと同じ線上に美味しくないものこそがイベントですよ。
香: うんうんうん。
伊: なんかねー、チェコスロバキア館にあったね、あのー、なんつったらいいのかな、パンをふやかしたみたいなやつとか美味かったけどね。
香: へえーーーっ!
伊: 美味いとか、あの、別に方向性としてはいつも食ってるものの、方向性に美味いがあるわけじゃなくて、「あっ、こういう食文化もあんだ。俺たぶん最初っから慣れてたら相当これ好きだろうな」みたいな感じのやつとかも、
香: へえーっ。
伊: あったりして、そりゃちょっと面白かったんで。あっ、食べ歩きとかも面白いと思うよ。
香: あー、いいなー、行きたくなってきました。行きたいなー。面白そう。
伊: 意外に、で、意外に味噌煮込みうどん食ってる、
香: はい。
伊: 名古屋弁(でしゃべってる人)なんだけど、あえて…あっ、味噌煮込みうどん食ってる人がいて、あれはもったいないと思うんだよねー。
香: あー、そうですねー。
伊: むしろー、あの不味いとは言わないけど合わないものを食え!と思うんだよ。
香: うんうんうんうん。
伊: それが面白いと思うんだよ。
香: うんうんうんうん。
伊: 見たことな…「うわっ!気持ち悪いっ!」と思うようなものを、
香: (笑)
伊: 食え!と思うんだよね。
香: そーですねー(笑)
伊: 食うことが、たぶん、いちばん、
香: うんうんうんうん。
伊: 万博として面白いんだろーなーと思う。
香: うんうんうんうん。
伊: 思ったなー。いっこ、うち(に)あったら、これうちに未来来んのかなーと思ったのは、え、どこだ、東芝かな? 東芝かどっかがやってる、20人乗り…20人くらいの入れる、小っちゃな劇場で、CGの映画をやってんのね、
香: へえー。
伊: 単に普通の宇宙モノの、
香: はい。
伊: CGの映画をやってんだよ。それ自体は、ほらゲームでもなんでもスゴイのがあるから、
香: うんうんうん。
伊: 別に珍しくないんだけど。入口入ると、変なこう箱みたいのに顔突っ込んで写真撮るんだ。
香: はい。
伊: で、その写真ってのが普通の平面の写真じゃなくて、いっぺんに20カメぐらいで、
香: へえ゛ーーっ!?
伊: 写真撮って、その間に「この映画のストーリーはこういうのですよ」っていうのを5分ぐらい説明されて、行くじゃん。
香: はい。
伊: そうすっと、全エキストラがそこの20人のCGになってんの。
香: へえーーーっ!?
伊: だからー、なんか途中で、こう、その「敵と戦ってるぞ。俺じゃん! 俺じゃん!」みたいな。
香: すごぉーい!
伊: 結構よく似てる…似てるっていうか、顔をスキャンして撮ってるから、
香: ええ…
伊: 全…だから盛り上がり方が変なの。
香: (笑)
伊: なんかこう、ストーリーを見てるってよりも、艦長の加山雄三さんだけは、加山雄三さんが予め撮ったやつなんだけど、
香: はい。
伊: その他大勢のメンバーは、全員こうそこにいる…
香: お客さんなん(だ)…(笑)
伊: 客だから、そのー、そこはちゃんと全部並んで入ったんで、えー、そのADさんとか全部で5〜6人いたんだけれども、あの、小林とか戦ってたよ。
香: (笑) 戦ってました? 小林さん(笑)
伊: そう。
香: (笑)
伊: で、なんかわかんないけど、なんかこう、敵と、武器を使って戦う肉体労働チームとか、「頭脳」って言われる頭脳労働チームとがあるんだけれども、なんか小林が頭脳労働チームにいるのが不安なんだけどね、それが結構面白くて。
香: (笑) 不安って…(笑)
伊: それは意外に、面白くて、
香: そっか、普段のキャラクターが乗っかるから(笑)
伊: そう。
香: 面白いんですね(笑)
伊: 俺の中には乗っかるけど、ま、
香: みんなには…(笑)
伊: ストーリーとしては乗っかんない。
香: 乗っかんないけど(笑) 個人として…
伊: あとさー、せっかくCGなんでもできるとこ見せんだったら、そら加山雄三さん? の髪型をいっぱい変えればいいのになっ!?
香: (笑)
伊: いろんな髪型に。
香: ア…アフロとか?(笑)
伊: いろんなアフロに…スキンとかもできるかも知んねえしな。
香: (笑)
伊: いつもの加山雄三さんとは全然違う髪型が作れるかも知れない。
香: いーなー。面白そうー(笑)
伊: そこはねー、パチっとかして、全然。
香: (笑)
伊: そういう意味では、あんま冒険してなかった。
香: あー。
伊: えーー、ということでですね、
香: はい。
伊: あの、ま、聞いてる人からしてみれば、「お前ら台湾だ、愛・地球博だ、遊んでんのか毎日」
香: 遊んで…(笑)
伊: って思われてるんでしょうけど。ま、
香: そうですね(笑)
伊: すいません。そういう…
香: すいません(笑)
伊: そういう商売なんですわな。
香: はい(笑)
伊: で、まあ、後ほど台湾のプレゼントなんていうのもいろいろありますんでね、
香: そうなんです、はい。
伊: えー、それも楽しみに聞いて下さい。

 

(以下、FAXテーマの告知。16'21")

 

お品書き 文字起こし一覧