日曜日の秘密基地 '05/7/31放送分
冒頭フリートーク

(暫定版)

 

('05/7/31(日) 13:00〜13:22?)

伊集院 はいどーもこんにちは、伊集院光です。
香苗 こんにちはー、アシスタントのTBSアナウンサー、竹内香苗です。
伊集院 暑い。
香苗 暑いですね(笑)
伊集院 あっつぃ。あのスゴいと思うのはさ、35度とかあるとさ、
香苗 はい。
伊集院 今日も32度ぐらいあるんだけどさ、
香苗 はい。
伊集院 なんか今日はちょっと涼しくねぇ?みたいな空気出てんじゃん。
香苗 そうですね。
伊集院 なんだろうあれ?
香苗 本当ですよね。
伊集院 僕なんかこう140kgくらいちょくちょくオーバーしますから、体重が。
香苗 はい。
伊集院 そうすると今125kgくらいなんですけど、
香苗 はい。
伊集院 伊集院ヤセてねぇみたいな、そうゆうのと同じ感じ。
香苗 うぅーん…
伊集院 全然ヤセてないっつーの、125kgなんてってゆう…
香苗 でも、140kgと比べるとすっごい事ですよ、10何kgもヤセたのは。
伊集院 嬉しくねぇよ。
香苗 どうしてどうしてどうして?
伊集院 全然、ホメられてる感じが全然しない。
香苗 ははは(笑) そっか(笑)
伊集院 んでさその、あのーまぁ話せば長いけども、ダイエットってゆーか体を、ダイエットの定義がわかんないんだけど、まぁ一応生きてたい…
香苗 ははは(笑)
伊集院 生きてたいなぁって思って、
香苗 健康に気を…
伊集院 健康に気を配って、えぇまぁタバコは一日60本吸ってるんですけども、
香苗 多いですねぇ。
伊集院 その方面に健康に気を使ってないんですけれども、あのぉ、でまぁ浅草キッドの2人がチャリ乗ってたりいろんな事があって、
香苗 はい。
伊集院 自転車に乗るようになったんですけど、
香苗 はい。
伊集院 で、この番組でも何度もね、だけど自転車に乗るヤツの気が知れないよってゆー話をちょっとして、
香苗 はい。
伊集院 で永六輔さんが乗っててって言ってたでしょ?
香苗 はい。
伊集院 でねぇ…あのー…生きていたくて、もしくはヤセるために仕方なく自転車に乗るってゆう感覚に関してはすごくわかってきたんだけど、
香苗 はい。
伊集院 色々さ自転車乗る人から、あのー、FAXを貰ったりだとかそれからお葉書貰ったりとかして、
香苗 はい。
伊集院 読んでるうちに、あのー、色々アドバイスくれる人達がいるんですよ。
あのーえーっと自転車に凝るんだったら、ちょっといい自転車買った方がいいですよ、なんつってこうゆう自転車お勧めなんですぅって伊集院さんくらいだったらこんなん乗ったほうがいいですよって
香苗 えー?
伊集院 カタログ送ってくれたりして、80万円くらいのがあったりして。
香苗 えー、結構しますねぇ。
伊集院 んで自転車嫌いになったりとかね。
香苗 ははは(笑)
伊集院 80万なんて人力で動く物じゃない。80万円なんか出せっかつーの。
香苗 ははは(笑)
伊集院 それでまた嫌いになったりしてね。
香苗 ははは(笑)
伊集院 そしたら、なんか全然よくわかんなかったんだけど、マウンテンバイク、いわゆるその名の通り山とか泥道とか、
香苗 はい。
伊集院 あのー、舗装されてない所を走ったりするのに適してるんだけどマウンテンバイク、 あれはーその代わりサスペンションが、すごくよくできているわけですよ。 だから、こぉー俺みたいに重たいのが乗っても上手に調節しとくと道路の段差でケツ痛いとそうゆうのあんまないってゆー…
香苗 へぇー…
伊集院 んで快適だだからマウンテンバイクに乗ってたんだけど、
香苗 はい。
伊集院 したら、そのー…でも、浅草キッドだとか永六輔さんだとかが乗ってるような、競輪選手みたいな、
香苗 はい。
伊集院 自転車はスピードがメチャクチャ速いと。
香苗 はい。
伊集院 で、特に玉袋筋太郎…兄貴が、
香苗 はい。
伊集院 あのー、マウンテンバイクで都会を走るってのは、基本的にトラクターで舗装道路を走ってるようなものだから、 スピード出ないよ、って話をしてたりしてて、
香苗 そうなんですねぇ…
伊集院 どっちがいいんだろう、新しい自転車とって考えてて、しかも値段はいくらくらいがいいんだろうって、
香苗 はぁー…
伊集院 と考えてたら、ファックスくれた人から、えー中間くらいのがありますよみたいな。
香苗 へぇー。
伊集院 マウンテンバイクのフレーム、あのーサスペンションに、いわゆるわりと細めのー、 あのー舗装道路用のタイヤがついててゆうのがありますよって。
香苗 はい。
伊集院 でー、それが安いのだと30万くらいでありますよって。
香苗 えー!
伊集院 んー、30万って安くねーんじゃねーのーみたいな、ね?
香苗 それが一生モノだったら30万は…
伊集院 明らかに一生モノじゃないのよ!
香苗 はっはっは(笑)
伊集院 俺、基本的にこんなブームが一生続く事ねぇからさ、 俺今までに一番長く続いている習い事とか趣味って小学校だから。
香苗 ははは(笑)
伊集院 6年間だってきつかったのに(笑)
香苗 あぁ…
伊集院 最後の方かなりダレてたから。
香苗 はぁ…
伊集院 そしたらさらにはそんなの検討してたら、だったら今乗ってるマウンテンバイクのタイヤだけ、 あのー変えるってやり方もありますよって言われてタイヤだけ替えたの。んー4千円くらいかな。
香苗 はい。
伊集院 タイヤ替えるの自体は4、5千円で
香苗 はい。
伊集院 そっしたらさぁ、こっれが快適でさぁ。
香苗 へぇー。
伊集院 タイヤ替えただけでさ、あのスピードメーター付けてんだけど、
香苗 はい。
伊集院 これが自分の励みになるんだけど、
香苗 うんうん。
伊集院 スピード(時速で)5kmくらい上がんの。
香苗 へぇー!
伊集院 で、とうとう。長続きしない宣言しときますよ。 伊集院あんな事言ってたのにって言われるのやですから。
香苗 あははは(笑) はい。
伊集院 まだ伊集院の性格に慣れてない人は、「お前ちょっと前まで『自転車なんて』って言ってたのに乗ってんじゃん!」みたいなとかね。
香苗 うん。
伊集院 あのーそれは、俺の性格に慣れてないからってゆー。そうゆうもんだから、基本的には、あのー迷惑をかけますから、 基本的にはまぁ一生続く事はないと思うんですけど。
香苗 はい。
伊集院 ちょっとチャリおもしれーんだよなーー。永さんが来た時にワケわかんねーって言ってたよね、俺達自転車で坂上ったりとか
香苗 全然でしたよね、あの頃ぉはい。
伊集院 あの頃ってほど前じゃないぞ、永さんが来たのってふた月(前)?
香苗 最近、最近。先月。
伊集院 ひと月前だよな、永さんが来たの。舌の根も乾かぬうちにだよ、
香苗 ははは(笑) そうですね。
伊集院 ほいでチャリがちょっと面白くなってきて都内の移動とかになるべく、エアロバイクを自分でこいでるよりいいわってゆうんで、 チャリをそのー、チャリに関してアドバイスのーFAXとかくれた方は一応僕の中では「チャリ神様」と呼んでますけど、神様達にありがとうってゆーので乗り始めて、
香苗 はい。
伊集院 で、えー火曜日。草野球が雨で中止だったんで、水曜日全く疲れの無いオフだったから、 チャリでどこまで行けるか行ってみようかってんで、
香苗 はい。
伊集院 タイヤ新しくしたチャリで行ってきました。
香苗 どこへ?
伊集院 熱海。
香苗 熱海ぃ〜!?
伊集院 140km。
香苗 熱海…
伊集院 140km。
香苗 熱海って車で行ったって何時間もかかる所じゃないですか。
伊集院 びっくりしたよ、熱海なめちゃいけねぇ。
香苗 え?
伊集院 あのねぇ、まず100km乗ろうって事になって、友達、 あのぉ一緒に居候してる、その、えーと、放送の台本書いている…
香苗 はい。
伊集院 渡辺君ってゆう、また日本一野球に向かない男。
香苗 えっへへ(笑)
伊集院 野球をしないために生まれた男。逆ドラフト1位ってゆう、
香苗 へへ(笑)
伊集院 あのー、人類の60何億の頂点、頂点を見ろって言ったら、
香苗 すごい…
伊集院 下の頂点だったら渡辺君を見ればいいって言われている、
香苗 ははは(笑)
伊集院 そのー、えっと渡辺君と一緒に、
香苗 はーい(笑)
伊集院 行こうやって、行ったわけ。っしたらねぇ、小田原まで100kmを5時間で行ったんだよね。
香苗 へぇー。
伊集院 時速20km。
香苗 へぇ、時速20km…
伊集院 結構(なスピード)でしょ?
香苗 結構(なスピード)ですねぇ…。
伊集院 って、意外に行けるな俺みたいな事になって。
香苗 その時点でそんな辛くもない感じで、ちょっと…
伊集院 そうね、ちょうど上り坂の長い所なんかはあのー、この世から上り坂が無くなってくれたらどんなに楽かと…
香苗 ははは(笑)
伊集院 上り坂撲滅運動、下り坂だけにできないものかと思ったんだけど、よく考えたら往復で対じゃん!
香苗 ははは(笑) そうだ、帰りは下りだ。
伊集院 帰りが下りだ。そんな事考えながら上ったんだけど、まだ余力があるわけ。朝の4時くらいに出て、 でー結構途中でこうーちょっと水飲んだりとかしててもまだ昼前。
香苗 うんうん。
伊集院 全然昼前に着いちゃったりしてるから、昼前どころじゃなくて午前中の10時くらいに着いちゃったから、
香苗 はい。
伊集院 もうちょっと伸ばそうかって、じゃあのー、「熱海まで行っちゃう?」 んで「熱海の海水浴場とかで水着のおねぇちゃんとか見て」、
香苗 えっへっへ(笑)
伊集院 そうゆう感じで、でーとにかく熱いから裸になりたいんだけれどもさ、路上で裸だとまずいじゃんか。
香苗 そうですね。
伊集院 でも熱海だと大丈夫じゃん。
香苗 うん。
伊集院 だから、じゃ熱海行こうかって。
香苗 はい。
伊集院 で熱海までどれくらい、20…6km、小田原…小田原から26km。
香苗 はい。
伊集院 で、100kmでこれくらいだから26km屁みてぇなもんだろうって話して、 行ったら…小田原から熱海なめちゃいけないね。
香苗 えーどうして? だって景色も綺麗だし海とか見えてくるしー、励まされませんか?
伊集院 見えねー。
香苗 え、海見えない?
伊集院 あのね、
香苗 あれ、車で行くと結構海とか見えません?
伊集院 小田原から、真鶴道路とか…
香苗 はい。
伊集院 真鶴道路ってゆーのは、その海辺のところをずーっと通ってるわけ。
香苗 うんうんうん。
伊集院 で、まぁそこは俺も行った記憶あるんだけど、絶景ですよ。
香苗 うんうん。
伊集院 ずっと海を見ながら、あのー「海行ったらさナンパしねぇ? お前声かけろよ、お前声かけろよ」みたいな。
香苗 あっはっは(笑)
伊集院 「俺ちょっと笑い盛り上げるから」
香苗 うふふ(笑)
伊集院 ま、その想像の段階だけしか面白くないんですけど、
香苗 うふふ(笑) はい。
伊集院 結局行ったら誰も声なんかかけらんないんですけど、
香苗 そんな…
伊集院 そんな思い出があるから、
香苗 はい。
伊集院 あそこだと楽しいと思ったら、真鶴道路は、あのー自動車専用なの。
香苗 あ、自転車走っちゃいけないんですか?
伊集院 自転車走っちゃいけないんだ。
香苗 はい。
伊集院 で、自転車こっち行けみたいな、その、あのー旧道みたいなのがあるの。
香苗 はい。
伊集院 これがびっくりするほど上り坂なのよ、山だよ山!
香苗 ほえぇ!
伊集院 完全な山。
香苗 あ、そーなんですね。
伊集院 で、こーそのー小田原から湯河原かなんか行くまでに、4kmくらい延々と急な上り坂。
香苗 うわぁ…立ちこぎとかするんですか?
伊集院 立ちこぎは俺…立ちこぎは高校の時にペダルが折れた経験があるからできねー。
香苗 はっはっは(笑)
伊集院 ペダル折れたら結構自転車って役立たないよ。
香苗 あ、そうです…そうですよね。
伊集院 意外にパンクよりも全然役立たないよ、ペダル折れると。
香苗 別にでもちろん降りて引くわけじゃないから、座ってー…こぐ?
伊集院 こぐ。
香苗 うわぁ…
伊集院 こぐ。そっしたらウチのクソバカ自転車がギアがさ、 軽いほうに入んなくなりやがってさ、その山の途中で。
香苗 うんうん。
伊集院 で、意外に重めのギアでずっと走ってたりとかして、
香苗 うわぁ…
伊集院 途中から押して歩いて、したらペダルは折れなかったけど心は折れたね。
香苗 ははは(笑)
伊集院 もう駄目だってゆうこの、
香苗 くじけそう…
伊集院 俺なんか死んじゃえばいいんだって辛い気持ちになるね、辛い事が延々と続くと。
香苗 でも2人でよかったですね、励ましあったり、こう歌歌いながら行ったりして。
伊集院 っしたら励ましゃしないんだよあいつは! うちのその渡辺はさぁ、なんかさぁっと先行ってますみたいな事言うんだよ!
香苗 ええぇ!
伊集院 もうだから、坂の途中で俺降りて押してるじゃんか、 そうすっと折角こう途中まで上ってきたのを止めたくないもんだからさ抜いてきやがってさ、
香苗 ははは(笑)
伊集院 んで途中であいつが事故ってくれればそれを理由にリタイヤできんのにみたいな。 死んでくれ、死んでくれって思いながらずっと走ったりするんだけど。
香苗 へへへ(笑) 心がくじけてる。
伊集院 心がくじけてる上に腐っちゃってるんだよ。
香苗 へっへっへ(笑)
伊集院 あの小田原までの仲間意識はどうしたんだろうなって完全に。んでーずーっと行って、 俺もういいやってここで横を箱根登山バスみたいなのが通ってるからさ、 よし俺次の登山バスの停留所が見えたらその登山バスから、あのーバス乗って帰ろうと。
香苗 ふ…(笑)
伊集院 自転車はもういいってゆう。自転車はそこで見かけた子にあげようと思って。
香苗 ふははは(笑)
伊集院 あの、自転車が買えない子もいるだろうっと思って、あのーよくあんじゃんか、こうートランペットをくれる…
香苗 うんうん。
伊集院 偉い人みたいな、あーゆー感じで「坊や自転車は好きか?」なんつって自転車あげようかと思って、そいでもう逃げちゃおうと思ったら、 そのバス停の所でバス待ってたの。本当にもう渡辺は先行っちゃってっから、
香苗 はい。
伊集院 帰っちゃおうと思ってさ、それでもういいやって、もういいんだって、ばーか、ばーかって思って、 そいで帰ろうと思ってバス乗ったら、バスの運転手さんが「どっから来たの?」って「あ、東京から来ました」なんて言いながら、 「スゴいねー、大変だったろ」なんつってでいて、「でも上り坂ここまでだから」って。
香苗 おー…
伊集院 「この先は延々と下り坂だから良かったね」って。
香苗 えー…
伊集院 まったく正直者はバカを見る世の中だなぁと思うね。その運転手さんはそんなアドバイスをしたお陰で、あの、バスの客を一人逃してるからね。
香苗 あー、あそっか。ほんといい人なんですね。
伊集院 すんごいいい人だと思う。
香苗 超いい人ですね。
伊集院 しかも本当にさバス、今もうこのマイカーが普及しちゃってるから、そのおじさんの愚痴も聞いたんだけども、 バスで一日転がしてて一人ものんねぇ時とかあんだって。
香苗 へぇ…
伊集院 全く誰も乗らない、その時も確かに誰も乗ってねぇのよ、そこのバスには。
香苗 うわぁ…
伊集院 俺が多分初の客なんだけども、
香苗 うわぁ…
伊集院 それを私的なアドバイスで逃してるんだ。
香苗 あ〜あ。
伊集院 だけど、したらその先びっくりする、上り坂の後ってゆうのは意外に下り坂あるね。
香苗 ははは(笑) そうですよね。
伊集院 その先3kmくらい延々と下り坂なのよ。
香苗 たんのしいー! って感じですね。
伊集院 一切こがずに時速40km。
香苗 へぇ…
伊集院 俺もう死んでもいいって思ったもん。
香苗 へっへっへ(笑)
伊集院 死んじゃえばいいじゃんって思ったもん、これで。
香苗 幸せですね。
伊集院 ただ思ったわぁ、そんだけ辛い4km上ってんじゃんかぁ。 上ってんのに上りよりも下りが急勾配なわけ、ずーっと。
香苗 うーん…
伊集院 無駄使いな気じがするわけ。俺にしてみればトップまで行ったんだからゆっくり降りたら、
香苗 あぁ…
伊集院 下手したら和歌山くらいまで下りで行けるんじゃないかって、
香苗 ははっは(笑) 長いなぁ(笑)
伊集院 気でいるのに、まぁ降りる方はお年玉すぐ使っちゃうバカな子みたいなもんだよ。
香苗 あぁ…
伊集院 金貯まったと思ったらすぐ使っちゃうから、
香苗 すぐ使っちゃう(笑)
伊集院 延々とまた下がってしたら湯河原かなんかに着くの。で湯河原で、えー熱海までもう10kmくらいに…
香苗 うーん…
伊集院 10km切ってるのかな? 9kmくらいなんだけど、 っしたらまたこの湯河原と熱海の間にさ熱海ビーチラインってのがあるんだけどさ、
香苗 はい
伊集院 こっれまたチャリが通れねぇのよ!
香苗 なーんででしょうねぇ?
伊集院 俺含みで大型車両の値段取っていいと。
香苗 おぉほほ(笑)
伊集院 俺にしてみれば大型…これはもう重量としては大型ですってゆうことでもう5000円払ってもいいと。
香苗 うーん。
伊集院 でもこれがなくてすっごい上り坂なんだけど、
香苗 はい。
伊集院 んでわかったのが、あれと一緒、ある意味洗脳とか、
香苗 うん。
伊集院 まぁ宗教の修行みたいな物ってあぁゆうメカニズムなんだろうけど、 苦しい酸欠状態で延々と苦しい上り坂を登った後に、別に自分が好きで始めた事なのにも関わらず、 下り坂ってゆう猛烈に気持ちいいご褒美がある繰り返しじゃん。
香苗 うんうん。
伊集院 それに多分チャリが好きな人はやられてくんだってゆう俺の結論になった。
香苗 あー、それを味わいたくて、
伊集院 そそそ。
香苗 続けてしまうんですね、きっと。
伊集院 やり遂げた感みたいなのは確かにあるんだけれども、
香苗 うんうん。
伊集院 よくよく考えてみると俺が好きでやってる事だから、
香苗 あ、そう…
伊集院 別に世のため人のためにやってる事じゃないからやり遂げたもくそもねぇんだけど、
香苗 うんうん。
伊集院 快感だったりするんだよね。
香苗 へぇ…
伊集院 ちょっとメカニズムの一部がわかったんだけど、完全にわかったわけじゃないのは、 もう一応その渡辺にも追いついたんで「渡辺今日は熱海に泊まる」、
香苗 はい。
伊集院 「熱海のあのー宿に泊まって、
香苗 うん。
伊集院 でー「明日の」…「熱海の前の自転車置き場に自転車置いて、明日朝新幹線で帰る」って。
香苗 え、なんで自転車乗って帰んないんですか? だってまたそうしたらまたその、あれ達成感を味わえるわけですよね?
伊集院 お前、行きはいいよ、まだ知らねぇから何も、色んな希望があるから、 この先には延々とガンダーラまで下り坂が続いている可能性があるってゆうのを思ってっからいいけど、
香苗 はっはっは(笑)
伊集院 帰りはデータ入ってっからね、どれくらいきついか。
香苗 あー…
伊集院 しかもあんだけ楽しく下ったって事はあれがまた上り坂ってゆう、裏表があるヤツだよねあいつはね、
香苗 はっはっは(笑)
伊集院 あんなにいい顔してたのに帰りは「にゃろぉ」
香苗 にゃろぉ」
伊集院 ってやっちゃうのはわかってっから、もう行こうっつって、で新幹線で帰ったらびっくりしたね。 10時間かけて行ったのに関わらず新幹線で30分弱で着くね。
香苗 そうですよね。
伊集院 何かあったま悪いよ新幹線、わびさびが何もねぇわあいつ。
香苗 えぇ? 自転車どうしたんですか?
伊集院 自転車は家帰って、で若手芸人で車の運転が上手い、 ガソリンスタンドに勤めてるコリンズ君って、
香苗 はい…
伊集院 いるじゃんいつも野球で、
香苗 ジョンコリンズさん。
伊集院 ジョンコリンズ。
香苗 はい。
伊集院 コリンズ君に「お前5千円やるからちょっとチャリ取って来て」って、 「どこですか?」「熱海」っつったらびっくりしてたけど、
香苗 ははは(笑)
伊集院 「取ってきますー」なんつって、コリンズ熱海まで往復で5〜6時間で帰ってきやがってさ。
香苗 へぇ…
伊集院 自動車だから、自動車の荷台に積んで、
香苗 あーそかそか、乗って帰ってくるわけじゃないから…
伊集院 「あー熱海近いっすから」ってみたいな事言って、 「近くねぇよ! お前はわかってないよ、熱海の何もわかってない」と思いながら、
香苗 くっくっく(笑)
伊集院 途中もいっぱいいたよー、その自転車の、あのーいわゆるレーサータイプの自転車の人。
香苗 えー、うーん…
伊集院 ちょっとこう自分がどのくらいの物なのか、平日戦いを挑むわけじゃないんだけど、
香苗 うん。
伊集院 同じくらいのスピードで走ってみるわけ。そうすっと結構ハァハァゆうし、死にそうになるんだけど、時速30kmくらいまでついていける、 だけどスゴいのはあの人達は上り坂になってから一切スピードが落ちない。
香苗 へぇー…そっれはスゴい…
伊集院 しかも上り坂が快感なんだろうね。
香苗 へぇ、でも、そうですか?
伊集院 多分上り坂を越えるって事に…
香苗 あぁ…
伊集院 関して燃えてるん…
香苗 あぁ、なるほど。
伊集院 同じペースで越えるのに対して燃えてるんじゃないかと。
香苗 へぇ、すっごいなぁ…
伊集院 日本の道路交通?公団?しんねぇけどあぁゆう人達、初めて物申すわ。
香苗 うっふふ(笑)
伊集院 そんなさ、海辺にフラットな道作ったわけじゃん、
香苗 はい。
伊集院 フラットな…始めは海辺にイチから作ってるわけだよ、海岸線に道作ってて。平らじゃん。
香苗 うん。
伊集院 そこはむしろチャリだろ!
香苗 そうですよね。
伊集院 エンジンついてるくせにさ。
香苗 え、そしたらそのー、だから乗り越えた感じを味わえないって、 さっきそれが快感だって言ってたじゃないですかぁ。
伊集院 だけど別に遠くに行ったヤツも乗り越えた感じするもん別に、
香苗 あそっか、
伊集院 俺達レベルだと。
香苗 ねぇ…むしろ景色綺麗な所にあっても良さそうなもんですよねぇ。
伊集院 そうだよ、だから東名高速とかも自転車にしようや。
香苗 遠いとことかも。
伊集院 それで上り下りがある所はもう全部その、あの、くる、あのくま…
香苗 車、そうですねぇ。
伊集院 まぁこんな事言ってたってひと月も経ちゃ飽きるんでしょうけどね。
香苗 うっふふ(笑)
伊集院 良かったのは4、5千円で自転車が乗りやすくなったってゆうのは、
香苗 あ、そうですね、はい。
伊集院 蛇の道は蛇とゆうか、専門の人はスゴいね趣味の人は、
香苗 うーん。
伊集院 ね、ここをこうしてこのタイヤに替えてくださいって、全然速くなりますって本当だもんねぇ。
香苗 ねぇ。
伊集院 とゆう事で、
香苗 はい。
伊集院 そんなこんなで、
香苗 そんなこんなで、
伊集院 デブは生きておりますが、
香苗 うっふふ(笑)
伊集院 えぇ、今日も生きておりますが、じゃあ今日のFAXテーマは?
香苗 はい、今日のFAXテーマは(エコー)「気が乗らない夏の予定」。
伊集院 はーい、楽しい事ばっかりじゃないでしょー。
香苗 8月1日ですからね、明日から。
伊集院 湯河原のその海の家でさ。
香苗 ふん。
伊集院 一服した時もさぁ、大変だなぁお父さんとお母さんなぁ。 何かこう子供がさ、長男はもう小学生くらいで、一番下の子は赤ちゃんだったりするじゃんか。
香苗 はい。
伊集院 そうすっとさ、もうその、あんのくっそ暑いところにさ、赤ちゃんの世話してるわけよ。
香苗 うんうん。
伊集院 赤ちゃんもさ、その海の家なんかに寝てるとさ、砂だらけになったりとかするじゃんか。
香苗 そうですねぇ。
伊集院 砂払っても払っても砂にチャレンジに行くのよあいつは!
香苗 うーん、そうですね。
伊集院 そっれを必死になって止めてるのとかいたりさ、
香苗 うーん。
伊集院 よくよく考えてみると3人も子供いたらさ、ちょっとレジャー行ってホテル泊まったらもう10万コースとかだろ?
香苗 そうですよね、確かに。
伊集院 そいで、しかもほら、自分は、あの、その、子供の成長を見る楽しさは俺達よくわかんないけど、
香苗 うん。
伊集院 自分自体が若い頃ほど面白いわけじゃないだろ、ナンパができるわけでもなし。
香苗 あぁ、ま、でも別の楽しさもあるんじゃ…なん…みんなだってお父さん家族サービスとか言うけどお父さんも楽しんで…る…と思いたい…
伊集院 でっもさぁそら…
香苗 大変ですけどね…
伊集院 その、若者時代のさ、おねえちゃんをナンパしたりとかしてる楽しさに比べたらさ、
香苗 うーん…
伊集院 3割減だって! いや4割減だって!
香苗 そうなのかな、そうなのかなぁ?
伊集院 わかんねぇ、でも多分そうにも関わらずみんなやるとこ見ると、こうなんか面白いんだろうなぁって、
香苗 うんうん。
伊集院 ところに未だ子供をあきらめないあたりあんだけど、
香苗 うんうん。
伊集院 あれはー、お父さん、子供たちはスゴい楽しみにしているイベントなのにお父さん憂鬱あると思うよ。
香苗 あぁそうでしょう、あと渋滞とかスゴいですもん、 車運転するのお父さんでみんな寝ちゃったりとか、ね、ついしてしまったから。
伊集院 ある? 個人的に。
香苗 あたしはー、
伊集院 気が乗らないやつ。
香苗 気が乗らないってゆうともうすぐなんですけどぉ、今度の月曜日から今「みのもんたの朝ズバッ!」ってゆう番組も担当しているんですけど、
伊集院 うん。
香苗 みのさんが夏休みに入っちゃうんですよぉ。
伊集院 うんうん。
香苗 だから不安だなぁってゆう…気が乗らない予定。
伊集院 そっちの方が気が乗らないんだぁ、良かったぁみのさんがいるのが気が乗らないんじゃなくて。
香苗 違うちゃうちゃう! 夏休み2週間!しかも2週間も!
伊集院 いるとスポンサーの方が変な事言って怒られちゃったりするから不安なのかと思ったら… ごめん相槌打たないで相槌打たないで(笑)
香苗 違う違う、打ってない! 違うって!
伊集院 今アナウンサーの迂闊(うかつ)な相槌が…
香苗 違う違う!
伊集院 全く打ってませんけどね(笑)
香苗 打ってない打ってない! 打ってないですけど。
伊集院 俺はあれ、TBSのラジオのイベント、もう本当に気が乗らないんだけど。
香苗 どうし…どうしてー!?
伊集院 なんか「JUNK夏祭り」ってさ、深夜放送の全員…
香苗 知ってますよ! うん。
伊集院 集めてやるって。行きてぇとか言ってんだって?
香苗 そう!違う、もう聞いてくれます? あたし今、えっと2時半に会社に入るから、
伊集院 うん。
香苗 その会社に、家から会社に行くまでの間毎日「JUNK」聞いてるの。
伊集院 うん。
香苗 もぅ、っちょー面白いの!
伊集院 あっはっは(笑)
香苗 しかもそれで、聞くところによると「JUNK夏祭り」なるものをやるって聞いて、これみんな勢ぞろいするってゆうのを、「JUNK」のパーソナリティがこーんな楽しいイベント、そうこれあたし気が乗ってるノリノリの予定ですから夏の。
伊集院 あー。
香苗 何で気が乗らないとか言うんですかぁ?
伊集院 団体行動が嫌いなんだよ。
香苗 どうして?
伊集院 ラジオなんてのは人と上手くやれないヤツの方が上手くやれんだよこんな物は。こんな物は人にねぇ、家でぶつぶつぶつぶつ壁に向かってしゃべってた事を誰かが聞いてくれてるくらいで大丈夫なんだよ俺。
香苗 あっは(笑) どうして?
伊集院 それを横並びのさ、またさぁ、変な話、売れっ子のタレントさんなんかがいっぱいやってるわけだねぇ、合わねぇって。
香苗 どうしてぇ?
伊集院 だったらテレビの方がいいやって。
香苗 そうかぁ…
伊集院 ラジオのいい所は孤独だから、俺がこんな駄目な事を喋ってるのを、特に深夜放送ね、
香苗 うん。
伊集院 …を、同じくらいダメなヤツが聞いててくれみたいな事が、深夜放送の醍醐味だから、
香苗 うん。
伊集院 それを大勢集めてイベントやる、しかもお金取るんだよ、954円かなんか取るんだよ。
香苗 うんうん。
伊集院 お金取ったら気が乗ろうが乗るまいが関係無いからねもうね。
香苗 うんうん。
伊集院 お金取って無かったら俺はあのぉ、弾けないギロでSMAPの名曲を演奏するくらいでも全然終わりますよ。
香苗 あっはは(笑)
伊集院 全くやった事のないギロで…だけどお金取るとなると、そうゆうわけにも行かないでしょ?
香苗 うーん。
伊集院 あっれが気が乗らないけど、チケット売れてるんだって、
香苗 そうですよね、そうでしょうね、だと思います。
伊集院 そう、雨上がり決死隊の人気でチケット売れてるんですけどね基本的に。
香苗 そー…そんな事ないですよ。
伊集院 えーさぁ、
香苗 はい。
伊集院 それじゃみなさんも気が乗らないの色々あると思いますんでね、
香苗 はい。
伊集院 えーっとFAX番号こちらまで。
香苗 はいFAX番号は東京03-5562-9540、そしてメールアドレスはi-hikaru@tbs.co.jpです。番組で紹介したFAXの中から5名の方に5千円をプレゼントいたします
伊集院 はい、ないからこう商店街ので、うちあげあったら、町内会で海行くみたいのあってさ、ほんで何か、子供会、子供会なんか入った覚えなんかなんも無いんだけどさ、全然さ、
香苗 うふふ(笑)
伊集院 子供会でみんな参加みたいなみたな事言うおじさんがいてさ、
香苗 うん。
伊集院 なんかそのおっさんのノリがさ、ものすごい修行みたいなノリなわけ、海軍みたいなノリなの、もう行くと、なんか走るとこから始まって、楽しくねぇんだよその海水浴、全然。
香苗 うーん。
伊集院 あれとか憂鬱だったなぁ、あと連れてく側のおじさんも今考えたら憂鬱かもしんないね、
香苗 あー、そうかもしれませんね。
伊集院 人様の子供いっぱい預かってみたいなのありますからね。
香苗 大変だと思いますね。
伊集院 そうゆうものありましたら、FAXでちょっと愚痴こぼしてください、
香苗 はい。
伊集院 もちろん匿名でも結構です。さぁほんじゃ今日のメニューですけども、「打った! 勝った! 草野球で大売出し!」があります。VIPルームはゲストでムッシュかまやつさんが参ります。で、さらに「日曜ゼミナール」ではなぎら健壱さん。えーそして「秘密キッチの穴」はですね、サードメンの2人が登場します。
香苗 はい。
伊集院 5時まで4時間の生放送を付き合って下さーい。

 

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